日本歴史地名大系 「加計村」の解説
加計村
かけむら
下殿河内村を囲むように位置し、
太田川左岸の
元和五年(一六一九)の安芸国知行帳で高一〇二三・七九八石、寛永一五年(一六三八)の山県郡賀計村地詰帳(「加計町史資料」所収)では一二九一・二三八石。天明六年(一七八六)より定免六・四。広島藩蔵入地。村名表記は前記地詰帳に「賀計村」、延宝七年(一六七九)の当村差出帳(同町史資料所収)に「加計村」とみえるが、「国郡志下調書出帳」によると、初め「懸村」と記したという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報