日本歴史地名大系 「加護坊山」の解説 加護坊山かごぼうやま 宮城県:遠田郡田尻町加護坊山篦岳(ののだけ)丘陵の西北方にあり、標高二二三・五メートル。七色(なないろ)山とも称される。比較的なだらかな稜線をもつが、西方には急な傾斜の沢も形成され、大沢の荒町(おおさわのあらまち)に向けて大きく開けた沢には大沢(岩穴)横穴群がある。全山が芝生におおわれ、山頂からの眺望もよく、近年野外行楽地として知られる。また動植物の種類も豊富である。大沢から整備された登山道がある。「大貫村安永風土記」によれば、高さ一五町余、東は小里(おさと)村、南は上郡(かみごおり)・下郡両村(以上現涌谷町)、西は小塩(おしお)村。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by