助任町(読み)すけとうまち

日本歴史地名大系 「助任町」の解説

助任町
すけとうまち

[現在地名]徳島市助任本町すけとうほんちよう二―三丁目・助任橋すけとうばし二―三丁目

常三島じようさんじまの西、武家地助任に隣接して設けられた町人地。成立年代はつまびらかでないが、寛永八―一三年(一六三一―三六)の忠英様御代御山下画図に助任町とみえる。淡路街道助任橋を渡って助任川沿いに西に折れた後すぐに北上しており、同街道の東側に町並が描かれている。貞享二年(一六八五)の市中町数並家数(民政資料)によると、助任片町とあり、南北の町筋の町数は三町四〇間、ただし東横手折廻共、家数五七軒。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android