労気(読み)ロウゲ

デジタル大辞泉 「労気」の意味・読み・例文・類語

ろう‐げ〔ラウ‐〕【労気】

病気。やまい。
「母の尼の―にはかにおこりて」〈夢浮橋

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精選版 日本国語大辞典 「労気」の意味・読み・例文・類語

ろう‐きラウ‥【労気・癆気】

  1. 〘 名詞 〙ろうさい(労瘵)
    1. [初出の実例]「ココロ モ クッシテ rǒqi(ラウキ) ニ ナラン ト コソ ヲボエケレ」(出典サントスの御作業の内抜書(1591)一)

ろう‐げラウ‥【労気】

  1. 〘 名詞 〙 所労。病気。いたつき。
    1. [初出の実例]「母の尼のらうけ、にはかに起りて、いたくなん患ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夢浮橋)

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普及版 字通 「労気」の読み・字形・画数・意味

【労気】ろうき

病気。

字通「労」の項目を見る

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