コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ロウ

デジタル大辞泉の解説

ろう〔ラウ〕【労】

心やからだを使ってそのことに努めること。また、そのための苦労・努力。ほねおり。「をねぎらう」
長年勤め上げて功労のあること。年功。
「勘解由判官の―六年」〈源順集詞書
経験を積んでそのことに巧みであること。熟練。
「おもむけ給へる気色いと―あり」〈藤袴
労咳(ろうがい)」の略。

ろう【労〔勞〕】[漢字項目]

[音]ロウ(ラウ)(呉)(漢) [訓]つかれる いたわる ねぎらう
学習漢字]4年
精を尽くして働く。骨折り。「労作労賃労働労務労力勤労功労就労徒労不労報労
精が尽きて疲れる。「労苦過労苦労心労辛労足労煩労疲労
ねぎらう。「慰労
「労働者」「労働組合」の略。「労使労農労連
(「撈(ろう)」の代用字)すなどる。「漁労
[名のり]つとむ

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ろう【労】

骨折り。体を使うこと。 「 -をいとわず働く」 「 -をねぎらう」
功績。手柄。働き。 「長年の-に報いる」
長年の経験。熟練。 「木工の君といふ人、-ある者にて/宇津保 藤原君
長い間使用したこと。 「すり平めかし-多きになりたるが/枕草子 二〇二・春曙抄

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内のの言及

【農具】より

…このような相対立する性格を有するがために,両者における農具の発達,そして機械化への歩みも異なる。農具の発達は農作業の労働能率を高めることになるが,それによって浮いた労働が,集約化してもあまり土地生産性の高まらない休閑農業では,経営を拡大する方向に用いられ,そのことが畜力その他の原動力を利用する機械の発達を促した。一方,中耕農業においては,もともと労働を集約化しなければ農業そのものが成立せず,また労働を集約化すれば土地生産力が格段に高まるから,経営を拡大するよりも,むしろ労働を集約化して人力を利用する道具の発達を促した。…

【耙労】より

…中国古来からの農具。耙は耕起した土を粗砕したり,地中の毛細管を地表面で切断するのに使用され,労は土を細砕し,鎮圧して毛細管をととのえるのに使用する。華北の農業は一般に雨水にたよっているため,地中の水分の可能な限りの利用が望ましい。…

※「労」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

労の関連キーワード全日本自由労働組合建設一般全日自労社会保険労務士棚から牡丹餅労して功なし労せずして金の生る木媒酌・媒妁比志島義輝労咳・癆痎超涯不次労を取る犬馬の労多とする汗馬の労労瘵気質妻の日労働歌気忠実伝馬役

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

労の関連情報