所労(読み)ショロウ

デジタル大辞泉 「所労」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ろう〔‐ラウ〕【所労】

疲れ。病気。「所労のため休養する」
[類語]疲れ疲労困憊過労疲弊くたびれ倦怠けんたい疲憊ひはい困弊こんぺい心労気疲れ気苦労旅疲れ

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精選版 日本国語大辞典 「所労」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ろう‥ラウ【所労】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わずらい。病気。
    1. [初出の実例]「至于尋常節会其人夜来有所労列、候於陣之由」(出典九暦‐九条殿記・五月節・天慶七年(944)五月五日)
    2. 「所労彌(いよいよ)大事なる由其聞えあり。兼又宋朝より勝たる名医わたれり」(出典:平家物語(13C前)三)
  3. つかれ。疲労。
    1. [初出の実例]「一たとへ嶮岨の境たりとも、所労の念を起すべからず。おこらば中途より帰るべし」(出典:俳諧・随斎諧話(1819)坤)

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