動態経済学序説(読み)どうたいけいざいがくじょせつ(その他表記)Towards a Dynamic Economics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「動態経済学序説」の意味・わかりやすい解説

動態経済学序説
どうたいけいざいがくじょせつ
Towards a Dynamic Economics

イギリスの経済学者 S.R.F.ハロッドの著書。 1948年刊。経済成長率がどのようにして決まるかについて分析したもので,現代の経済成長論の先駆となった。すなわち貯蓄行動が経済成長に及ぼす影響を考察し,適正成長率からの乖離 (かいり) として景気循環をとらえる立場を確立した。そして適正成長経路は安定的ではないので,景気循環に対して適切な経済政策が必要であることを示し,具体的な政策提言を行なった。

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