勘察(読み)かんさつ

精選版 日本国語大辞典 「勘察」の意味・読み・例文・類語

かん‐さつ【勘察】

  1. 〘 名詞 〙 物事実態実情を調査すること。査察。考察。〔東南院文書‐天平宝字八年(764)二月九日・越前国司公験〕
    1. [初出の実例]「只此の上は御慈悲の、御勘察(カンサツ)を願ひぬる、外に仔細は侍らじと」(出典人情本・操形黄楊小櫛(1833‐34)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む