美術人名辞典の解説 勝田哲 日本画家。京都生。名は哲三。東美校・京都絵専卒。山元春挙の画塾早苗会に入塾し、帝展・文展で活躍する。のち京美工で後進の指導に専心し、麻田鷹司・加山又造・堂本尚郎らを輩出した。歴史画・美人画を能くし、気品のある画風を展開した。日展会員。昭和55年(1980)歿、84才。 出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説 勝田哲 かつだ-てつ 1896-1980 大正-昭和時代の日本画家。明治29年7月8日生まれ。東京美術学校(現東京芸大)で西洋画をまなぶ。日本画に転じ,大正14年山元春挙に入門。昭和5年京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒業。4年,6年の帝展で歴史画の「天草四郎」「征旅(ジャンヌ・ダルク)」がともに特選。美人画にもすぐれた。昭和55年11月17日死去。84歳。京都出身。本名は哲三。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例