勝絶調(読み)しょうせつちょう

精選版 日本国語大辞典 「勝絶調」の意味・読み・例文・類語

しょうせつ‐ちょう‥テウ【勝絶調】

  1. 〘 名詞 〙 雅楽十二律の一つ勝絶の音(洋楽におけるヘ音)を音階の第一音(宮音)とした調子壱越(いちこつ)より三律高い音で、中国十二律の夾鐘(きょうしょう)に当たる。俗楽では九本の調子。
    1. [初出の実例]「干の穴は平調、五の穴は下無調なり。その間に、勝絶調をへだてたり」(出典:徒然草(1331頃)二一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む