夾鐘(読み)キョウショウ

デジタル大辞泉 「夾鐘」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょう〔ケフ‐〕【×夾鐘】

中国音楽十二律の一。基音黄鐘こうしょうより三律高い音。日本の十二律の勝絶しょうせつにあたる。
陰暦2月の異称

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「夾鐘」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょうケフ‥【夾鐘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中国音楽十二律の一つ基本音黄鐘(こうしょう)より三律高い音。日本の勝絶(しょうぜつ)にあたる。〔礼記月令仲春
  3. 陰暦二月の異称。
    1. [初出の実例]「歳大梁に次(やど)り、月夾鐘に踵(あた)り」(出典古事記(712)序)

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