勝間田町(読み)かつまだまち

日本歴史地名大系 「勝間田町」の解説

勝間田町
かつまだまち

[現在地名]津山市勝間田町

出雲往来の両側に東西に連なる町。西は林田はいだ町、東は中之なかの町、南は吉井川、北は上之町の侍屋敷。河畔耕地八出やいで村に属する。正保城絵図では町の南にある堤に沿って足軽町が記され、元禄町絵図では扶持人屋敷とある。「森家先代実録」慶長八年(一六〇三)条によると城下で最初に成立した町の一つで、初期には城下の東端であった。「武家聞伝記」貞享四年(一六八七)条に「林田勝間田町」と記す。元禄一〇年(一六九七)の家数等改帳によると家数二七、本役一八軒七分半、町筋東西五〇間・通道町幅二間二尺、関貫一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android