勧進読み(読み)カンジンヨミ

精選版 日本国語大辞典 「勧進読み」の意味・読み・例文・類語

かんじん‐よみクヮンジン‥【勧進読】

  1. 〘 名詞 〙 勧進のために、または、それを名目として軍記などの書物を読んできかせ、金銭を乞うこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「書物好(しょもつずき)の権六は、神田の筋違橋(すじかひばし)にて太平記の勧進読(クンジンヨミ)」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む