包保(読み)かねやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「包保」の解説

包保(2代) かねやす

?-? 江戸時代前期の刀工
寛文2-元禄(げんろく)2年(1662-89)の作刀がある。初代包保に入門,のち養子となる。信濃(しなの)(長野県)松本藩主水野家にかかえられ,養父とともに大坂から移住した。銘は初代と逆に右文字にきる。丹後(京都府)出身初名は包重。

包保(初代) かねやす

?-? 江戸時代前期の刀工。
大和(奈良県)手掻(てがい)派の末流で,慶長(1596-1615)のころ大坂に移住したという。「和州住於大坂包保作」「包保」と銘し,左文字にきる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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