百科事典マイペディア 「包括適応度」の意味・わかりやすい解説
包括適応度【ほうかつてきおうど】
→関連項目社会生物学|利己的遺伝子
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(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
…淘汰は個体にでなく,個体の集団に作用するというのである。しかし最近では,群淘汰の説明は理論的には困難であり,血縁淘汰,包括適応度というような新しい概念を導入すれば,淘汰は個体に働くと考えたほうがより合理的に説明ができることが強調されている。この考え方,すなわち個体淘汰という考え方に立ったとき,植物の個体性も含めて,個体ないし個体性というものを再検討してみる必要があろう。…
※「包括適応度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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