コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

利己的遺伝子 りこてきいでんし selfish-gene

3件 の用語解説(利己的遺伝子の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

利己的遺伝子
りこてきいでんし
selfish-gene

行動生物学者 R.ドーキンスによって提唱された概念。ダーウィニズムによれば,進化はより適応度の高い変異を持った個体が他の個体との生存競争に勝ち,子孫にその変異を伝える,いわゆる自然選択によって起こるとされる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

りこてき‐いでんし〔‐ヰデンシ〕【利己的遺伝子】

英国の生物学者R=ドーキンスが、C=ダーウィン進化論における自然選択を、個体ではなく遺伝子の視点から捉えなおすことを強調するために用いた比喩的表現。不妊の働きバチ利他的行動が、個体の生存ではなく、自分の遺伝子に近い子孫を女王バチが残すことに有利にはたらくことなどがあげられる。社会性昆虫をはじめ、一見、個体の利益に直接寄与しないと思える利他的な行動がしばしば見られるが、それらは遺伝子の利己性に基づく行動とみなすことで理解できると主張した。名称は1976年のドーキンスの著書「利己的な遺伝子」にちなむ。利己的DNA

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

利己的遺伝子【りこてきいでんし】

自然淘汰の対象となるのは個体ではなく,その遺伝子であるという現代進化論の考え方を強調するためにR.ドーキンスが用いた比喩的表現。結果的に自己の増殖につながる作用をもつ遺伝子が淘汰を生き延びること。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

利己的遺伝子の関連キーワードパーキンソン上野益三ドーキンス微生物学レーキドーザースターキング基礎生物学研究所ラ・プラタの博物学者キンダーキッズホプキンスの生物気候法則

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

利己的遺伝子の関連情報