化導(読み)カドウ

デジタル大辞泉 「化導」の意味・読み・例文・類語

か‐どう〔クワダウ〕【化導】

けどう(化導)

け‐どう〔‐ダウ〕【化導】

仏語衆生教化きょうけして善に導くこと。

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精選版 日本国語大辞典 「化導」の意味・読み・例文・類語

か‐どうクヮダウ【化導】

  1. 〘 名詞 〙 人を感化して善に導くこと。けどう。
    1. [初出の実例]「人間至切の感覚と壮旺の信心を発育化導する為め之を実用術芸の科と別つこと最も著しとす」(出典:修辞及華文(1879)〈菊池大麓訳〉詩文の術)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐廉范伝〕

け‐どう‥ダウ【化導】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。人々を教化して導くこと。
    1. [初出の実例]「就中に山王の化導は受戒灌頂のためなり」(出典平家物語(13C前)二)

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普及版 字通 「化導」の読み・字形・画数・意味

【化導】けどう

教化。

字通「化」の項目を見る

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