化粧品皮膚炎(読み)けしょうひんひふえん(英語表記)cosmetic dermatitis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「化粧品皮膚炎」の意味・わかりやすい解説

化粧品皮膚炎
けしょうひんひふえん
cosmetic dermatitis

化粧品に起因する湿疹様病変をいう (→接触皮膚炎 ) 。化粧品の基剤色素香料防腐剤などの成分アレルゲンとなってアレルギー性の皮膚炎を起すことが多い。顔面のほか,パーマ液による頭皮口紅による唇などのかぶれも化粧品皮膚炎に含まれる。なお,化粧品皮膚炎に繰返しかかるうちに両頬部を中心に色素沈着をみることがあり,このような病変をリール黒皮症女子顔面黒皮症などという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android