化粧品皮膚炎(読み)けしょうひんひふえん(その他表記)cosmetic dermatitis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「化粧品皮膚炎」の意味・わかりやすい解説

化粧品皮膚炎
けしょうひんひふえん
cosmetic dermatitis

化粧品に起因する湿疹様病変をいう (→接触皮膚炎 ) 。化粧品の基剤色素香料防腐剤などの成分アレルゲンとなってアレルギー性の皮膚炎を起すことが多い。顔面のほか,パーマ液による頭皮口紅による唇などのかぶれも化粧品皮膚炎に含まれる。なお,化粧品皮膚炎に繰返しかかるうちに両頬部を中心に色素沈着をみることがあり,このような病変をリール黒皮症女子顔面黒皮症などという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む