化粧革(読み)ケショウガワ

デジタル大辞泉 「化粧革」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐がわ〔ケシヤウがは〕【化粧革】

美しい絵や模様の描いてある革。
靴のかかと底部につける厚革。

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精選版 日本国語大辞典 「化粧革」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐がわケシャウがは【化粧革】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 美しい絵や模様を施した皮革
    1. [初出の実例]「亀甲四百四十四〈略〉けしゃう皮のさきの薄まて絵所方三百文」(出典:大乗院寺社雑事記‐長祿四年(1460)一〇月二八日)
  3. 甲冑(かっちゅう)化粧の板の包み革。菖蒲革(しょうぶがわ)を用いる。
  4. 靴で、ヒールの接地面に取り付けられる革、ゴム合成樹脂小片。ヒール本体を損傷から守る。

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