20世紀日本人名事典 「北の洋昇」の解説
北の洋 昇
キタノナダ ノボル
- 生年
- 大正12(1923)年2月1日
- 没年
- 平成14(2002)年1月8日
- 出生地
- 北海道網走市
- 本名
- 緒方 昇(オガタ ノボル)
- 別名
- 年寄名=武隈 昇(タケクマ ノボル)
- 主な受賞名〔年〕
- スポーツ功労者〔平成4年〕
- 経歴
- 立浪部屋に入門し、昭和15年初土俵、23年新十両、25年秋場所新入幕。北の洋のシコ名で活躍、時津山、若羽黒、安念山と共に立浪部屋の四天王と言われ、栃若時代の名脇役を務めた。速攻と変化技が得意で“白い稲妻”の異名をとった。37年春場所を最後に引退。殊勲賞4回、敢闘賞1回、技能賞5回。最高位関脇。のち年寄・武隈を襲名、日本相撲協会監事、理事を歴任。63年〜平成12年NHK相撲解説者を務め、ソフトな語り口で親しまれた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報