最新 地学事典 「北中国地塊」の解説
きたちゅうごくちかい
北中国地塊
North China block
中国,黄河流域の太古代と原生代地殻からなる大陸塊。約7億年前に超大陸ロディニアから分裂,三畳紀中頃までにシベリア地塊や南中国地塊と合体して東アジアの一部となった。この地塊の成立については,元々独立していた東部と西部が約19億年前に中央部で衝突・合体したと見る古典的理解に対して,25〜19億年前の期間に北西方向へ順次地殻成長したとみる解釈もある。厚い古生層は動物化石を多産するが,オルドビス紀〜石炭紀間の不整合が特徴。飛驒帯を除き,三畳紀までの日本との関連は薄い。参考文献:Kusky et al.(2016) Earth-Science Review, vol. 162: 387
執筆者:磯﨑 行雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

