北原尾

共同通信ニュース用語解説 「北原尾」の解説

北原尾

太平洋戦争終戦パラオで迎え、宮城県蔵王町に入植した日本人が開拓した集落。1946年に約30世帯が移り住んだが、雑木林が広がる土地の開拓は、十分な食料農機具もなく、困難を極めた。当初は焼き畑で豆類や麦類の栽培を試みたが、冷害で失敗が続いた。入植の約10年近くが過ぎたころから酪農に取り組み、ようやく住民に現金収入をもたらすようになり、今は代表的な産業となっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む