北口村(読み)きたぐちむら

日本歴史地名大系 「北口村」の解説

北口村
きたぐちむら

[現在地名]河北町谷地やち

谷地の北部にあり、北は吉田よしだ村、東は最上川、南は上工藤小路かみくどうこうじ村、西は下工藤小路村に接する。元和八年(一六二二)以降新庄藩領。元和八年の御前帳写では高一千九五〇石余。正保二年(一六四五)の本田新田刈帳(河北町立図書館蔵)では、三万九千一九〇刈を七四人で耕作し、取米八八五俵余と記す。寛文四年(一六六四)には高一千九九六石余、うち新田四五石余(新田本村鑑)。明和三年(一七六六)の高一千三三三石余、うち御領入作二一二石余、反別一二五町四反余、うち御領入作一五町一反余(吉村本村鑑)。安永五年(一七七六)の申御物成差出帳(河北町立図書館蔵)は村山郡北口町とし、高一千三九二石余、うち本田八六四石余・反別六四町余、本畑二五三石余・反別四〇町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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