北小倉村
きたこぐらむら
[現在地名]今市市小倉
南流する行川上流域の東岸に耕地と集落があり、北は文挟宿、南は南小倉村。東端段丘上を壬生通の杉並木が南北に通る。都賀郡に属する。日光山往古社領六十六郷のうちに小倉郷があり、桜本院領(日光山常行三昧堂新造大過去帳)。元和六年(一六二〇)徳川秀忠から東照大権現社領として寄進された「小倉村之内」の九二石余の地にあたり(「東照宮領目録」日光山御宮方書物之写)、慶安郷帳に北小倉村とみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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