デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北山橘庵」の解説 北山橘庵 きたやま-きつあん 1731-1791 江戸時代中期-後期の医師,漢詩人。享保(きょうほう)16年生まれ。北山七僧(しちそう)の従弟(いとこ)。河内(かわち)(大阪府)の人。橘元恭に古医方をまなび,名医として知られる。また柳沢淇園(きえん)に儒学をまなび,混沌社同人の細合(ほそあい)斗南と親交をむすんだ。寛政3年11月15日死去。61歳。名は彰。字(あざな)は元章,世美。著作に「橘庵医牘」「鶏壇嚶鳴」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例