北川孟虎(読み)きたがわ もうこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北川孟虎」の解説

北川孟虎 きたがわ-もうこ

1762-1833 江戸時代後期の和算家。
宝暦12年生まれ。西尾喜宣(よしのぶ)に和算を,永井星渚(せいしょ)に漢学をまなぶ。尾張(おわり)名古屋藩士北川家をつぎ,藩校明倫堂の書記をつとめた。天保(てんぽう)4年9月11日死去。72歳。本姓西尾。字(あざな)は文皮。通称は礼左衛門。著作に「算法発隠(はついん)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android