北征(読み)ホクセイ

デジタル大辞泉 「北征」の意味・読み・例文・類語

ほく‐せい【北征】

[名](スル)北方に行くこと、北方の敵を征伐すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「北征」の意味・読み・例文・類語

ほく‐せい【北征】

〘名〙
① 北方に行くこと。
懐風藻(751)贈掾公之遷任入京〈石上乙麻呂〉「余含南裔怨、君詠北征詩」 〔楚辞九歌湘君
② 北方の賊を征伐すること。北方の国を征討すること。
太平記(14C後)二二「此五六年が間の北征の忠功、他に異なる由を」 〔国語呉語

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普及版 字通 「北征」の読み・字形・画数・意味

【北征】ほくせい

北方を伐つ。北行する。〔楚辞、九歌、湘君〕飛に駕して北に征(ゆ)き (めぐ)りて吾(われ)洞す~陽(しんよう)を極浦み 大江たはつて靈を揚ぐ

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