北方古墳(読み)きたがたこふん

日本歴史地名大系 「北方古墳」の解説

北方古墳
きたがたこふん

[現在地名]周東町大字下久原 北方

高森市たかもりいちの北方一キロばかり、玖珂盆地北縁の山麓斜面に立地し、標高六五メートル、山麓の水田から比高二〇メートルほどの畑に埋まる横穴式石室墳である。その遺構の二段下の畑で花崗岩巨石が発見され、発掘により古墳の天井石が落下したものであることが判明。その上方の畑から、上半分が取り壊された横穴式石室墳のあることが明らかになり、昭和三四年(一九五九)発掘調査が行われた(「北方古墳と付近の諸遺跡」山口県文化財概要・第四集・一九六一年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む