北村山郡(読み)きたむらやまぐん

日本歴史地名大系 「北村山郡」の解説

北村山郡
きたむらやまぐん

面積:七八・四〇平方キロ
大石田おおいしだ

明治一一年(一八七八)村山郡を分割して成立。名称は旧村山郡の北部に位置することによる。東は宮城県黒川くろかわ郡・加美かみ郡、西から北へかけては最上郡南西西村山郡、南は東村山郡に接していた。郡の中央部を最上川が北流し、東部奥羽山脈西部出羽山地がある。成立当時の当郡は一〇一ヵ村、戸数一万一千四三一・人口六万七千五一〇(地方沿革略譜)。明治二二年今町いままち(現天童市)が東村山郡に編入

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android