デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北村幽庵」の解説 北村幽庵 きたむら-ゆうあん 1648-1719 江戸時代前期-中期の茶人。慶安元年生まれ。藤村庸軒(ようけん)の門弟。庸軒流の名家北村家の初代。近江(おうみ)(滋賀県)堅田にすむ。懐石料理や造庭にくわしく,師と居初(いぞめ)邸の茶席「天然図画亭(てんねんずえてい)」を合作し,会席料理の幽庵焼き(鮒(ふな)の付け焼き)をつくりだした。享保(きょうほう)4年死去。72歳。名は政従(まさより)。通称は左太夫。別号に祐庵,道遂。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例