北条寺(読み)ほうじようじ

日本歴史地名大系 「北条寺」の解説

北条寺
ほうじようじ

[現在地名]伊豆長岡町南江間 中之台

東漸とうぜん寺の南に位置する寺。巨徳山と号し、臨済宗建長寺派。本尊観音菩薩。延元元年(一三三六)了堂素安の嗣法大雲素大の開創という。吉祥きつしよう(廃寺)塔頭であったと伝える(増訂豆州志稿)。永正一八年(一五二一)四月一二日の北条氏綱禁制(北条寺文書)に「宝成寺」とみえるのが早く、永禄八年(一五六五)六月の北条家朱印状写(同文書)からは「北条寺」ともみえている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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