北条鴎所(読み)ほうじょう おうしょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北条鴎所」の解説

北条鴎所 ほうじょう-おうしょ

1866-1905 明治時代の漢詩人,官吏。
慶応2年9月20日生まれ。漢学島田篁村(こうそん)に,詩文森春濤(しゅんとう)にまなぶ。中国語をおさめ,北京の塩田三郎公使の招きで清(しん)(中国)でくらす。帰国後,宮城控訴院につとめ,のち大審院書記長。明治38年7月16日死去。40歳。江戸出身。名は直方。字(あざな)は方丈別号に石鴎。著作に「北清見聞録鴻泥」「九梅草堂集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android