北沢町(読み)きたざわちよう

日本歴史地名大系 「北沢町」の解説

北沢町
きたざわちよう

[現在地名]相川町北沢町

町部北側の北沢川の氾濫原にできた町。南側の高台に佐渡奉行所が置かれた広間ひろま町、川下の西側は坂下さかした町・濁川にごりかわ町と続く。元禄七年(一六九四)検地帳(相川郷土博物館蔵)では町屋敷二反余で、下畑が一畝二歩ある。年不詳の相川町々書上帳(舟崎文庫蔵)では町の長さ七八間。江戸後期の相川町中町積之事並家数人員之事(佐渡名勝志)では町の長さ二五間・道幅七尺、建家一〇軒・人数五五人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android