北田薄氷(読み)きただうすらい

百科事典マイペディア 「北田薄氷」の意味・わかりやすい解説

北田薄氷【きただうすらい】

小説家本名尊子。大阪府生れ。東京府高等女学校中退。尾崎紅葉に師事して,1894年第1作《三人やもめ》を《東京文学》に発表。1898年挿絵画家梶田半古結婚するが,2年後腸結核のため25歳で夭折した。《田舎娘》《乳母》《白髪染》など20編あまりの小説を残している。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北田薄氷」の解説

北田薄氷 きただ-うすらい

1876-1900 明治時代の小説家。
明治9年3月14日生まれ。東京の女子文芸学舎にまなぶ。尾崎紅葉に師事し,明治27年「三人やもめ」,翌年黒眼鏡」を発表。31年日本画家梶田(かじた)半古と結婚。封建的なしがらみのなか女性をえがいた作品20編ほどをのこし,明治33年11月5日結核のため死去した。25歳。大阪出身。本名は尊子。

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367日誕生日大事典 「北田薄氷」の解説

北田 薄氷 (きただ うすらい)

生年月日:1876年3月14日
明治時代の小説家
1900年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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