北福崎村(読み)きたふくさきむら

日本歴史地名大系 「北福崎村」の解説

北福崎村
きたふくさきむら

[現在地名]川越町北福崎

員弁いなべ川と朝明あさけ川の間の平地にあり、豊田一色とよだいつしき村の北東に位置する。江戸時代を通じ桑名藩領。元禄郷帳には南福崎村枝郷とする。延享二年(一七四五)の定法覚(「天春家文書」四日市市立図書館蔵)によれば、戸数三〇のうち高持二一・無高九。人数は男六六・女九〇の計一五六。池役銭三二四文、葭運上銀一三匁などの負担があった。文久三年(一八六三)の南組家数人別惣目録(大塚家蔵)では、戸数二八、うち本百姓二六・無田二、人数は一四八、うち男七二・女七六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android