日本歴史地名大系 「北菩提寺村」の解説 北菩提寺村きたぼだいじむら 滋賀県:愛知郡湖東町北菩提寺村[現在地名]湖東町北菩提寺南菩提寺村の北に位置する。中世は押立(おしたて)保の一部と推定される。集落の北側日吉神社の南に北菩提寺城跡があり、堀・土塁が比較的よく残る。もとは菩提寺村で、慶長五年(一六〇〇)彦根藩領となり、寛永石高帳に北菩提寺村高五一六石余とある。元禄二年(一六八九)検地が行われ、田二六町七反余で高三八五石余、畑七反余で高一二石余、屋敷六反余で高八石余、無地高一〇九石余(北菩提寺共有文書)。文化二年(一八〇五)の村明細帳写(押立神社文書)によれば田五一町五反余・荒田四町五反余・木原六反余・畑屋敷共一町八反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報