北見鉄道(読み)きたみてつどう

日本歴史地名大系 「北見鉄道」の解説

北見鉄道
きたみてつどう

斜里しやり小清水こしみず(現小清水町)で昭和初期貨客輸送をしていた延長八・七キロの私設鉄道。大正一〇年(一九二一)国鉄釧網せんもう(現JR釧網本線)測量が行われた際、小清水村は村をあげて村役場所在地の小清水市街を経由するよう運動したが功を奏さず、鉄道経由の悲願を実現させるため同村の有志は北見鉄道株式会社を設立し、昭和二年(一九二七)八月免許を受けた。同三年六月地方鉄道の事業免許を得て、同四年五月に釧網線止別やんべつ(現小清水町)に接続する鉄道敷設を起工

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android