日本歴史地名大系 「北都塚村」の解説 北都塚村きたみやこづかむら 山梨県:東八代郡一宮町北都塚村[現在地名]一宮町北都塚御手洗(みたらし)川扇状地に位置し、東は一(いち)ノ宮(みや)村、南は本都塚村。慶長六年(一六〇一)の検地で都塚村が当村と本都塚村に分れた(「逃散御訴訟之事」古屋隆慶家文書)。慶長古高帳に北都塚とみえ高三六九石余、幕府領。貞享二年采地簿(臆乗鈔)には旗本朝比奈・小林・門奈の三家がみえる。貞享―元禄期(一六八四―一七〇四)の川東領分並給人付帳(渡辺一若家文書)でも同じ三家領で、元禄郷帳では小林・門奈の二家領と幕府領。宝永二年(一七〇五)以降の領主の変遷は一ノ宮村に同じ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by