北風と太陽(読み)キタカゼトタイヨウ

デジタル大辞泉 「北風と太陽」の意味・読み・例文・類語

きたかぜとたいよう〔きたかぜとタイヤウ〕【北風と太陽】

「イソップ物語」にみえる寓話ぐうわの一。北風と太陽が、旅人の上着を脱がす勝負をする。北風が強く吹けば吹くほど、旅人は上着を飛ばされまいと必死になる。次に太陽が照らすと、旅人は自ら上着を脱ぎだす。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「北風と太陽」の意味・わかりやすい解説

北風と太陽
きたかぜとたいよう

イソップ寓話(ぐうわ)の一つ。北風と太陽が、どちらが偉いか口論し、旅人に着物を脱がせたほうが勝利者であるということになる。まず北風が旅人に強く吹き付けるが、強く吹けば吹くほど、旅人は着物をしっかり押さえ、さらにもう1枚身にまとうので、北風はあきらめる。次に太陽が暖かく照らすと、旅人は次々に着物を脱ぎ、しまいに素っ裸になって川に身をつける。説得は暴力に勝る、という教訓がついている。イソップ寓話のうちもっとも有名な話の一つ。

[小澤俊夫]

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