北風彦太郎(読み)きたかぜ ひこたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北風彦太郎」の解説

北風彦太郎 きたかぜ-ひこたろう

?-? 江戸時代前期の豪商
寛永(1624-44)のころの人。摂津兵庫で廻船(かいせん)問屋をいとなむ。淀屋个庵(よどや-こあん)をたすけて加賀金沢藩の米を大坂に回送し,北前船の西廻り航路をひらく。また従来陸路で江戸にはこんでいた灘(なだ)の酒を,はじめて船ではこんだ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android