匡正(読み)キョウセイ

デジタル大辞泉 「匡正」の意味・読み・例文・類語

きょう‐せい〔キヤウ‐〕【×匡正】

[名](スル)正しい状態にすること。ただすこと。
「かくて貧富懸隔のはなはだしきを―し」〈河上肇貧乏物語

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精選版 日本国語大辞典 「匡正」の意味・読み・例文・類語

きょう‐せいキャウ‥【匡正】

  1. 〘 名詞 〙 正しい状態に改めなおすこと。匡飭(きょうちょく)
    1. [初出の実例]「有匡正(キャウセイ)之忠。無阿順之従。是良臣之節也」(出典太平記(14C後)五)
    2. [その他の文献]〔史記‐呉王濞伝〕

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普及版 字通 「匡正」の読み・字形・画数・意味

【匡正】きよう(きやう)せい

ただす。〔史記、主父偃伝〕五伯は、常に天子を佐(たす)けて、利を興しを除き、暴を誅しを禁じ、を匡正し、以て天子をぶ。

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