共同通信ニュース用語解説 「医療被ばくの目安」の解説
医療被ばくの目安
病気の診断や治療への放射線利用は機器の進歩とともに拡大傾向にある。小児がコンピューター断層撮影(CT)を繰り返し受けるとがんの危険性が増すとの指摘もあり、欧州では放射線使用の適正化に向けて目安を利用することが推奨されている。正式には「診断参考レベル」と呼ばれ、海外では法的な位置づけも進む。日本では胃がんや結核の検査に使うなど利用機会も多いが、患者の医療被ばくを規制する法令がなく、国内の状況に関する詳しいデータもなかった。
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