十二月田村(読み)しわすだむら

日本歴史地名大系 「十二月田村」の解説

十二月田村
しわすだむら

[現在地名]川口市朝日あさひ一丁目・同五―六丁目・末広すえひろ一―三丁目・弥平やへい二―三丁目・新井町あらいちよう

元郷もとごう村・新井方あらいかた村の北に位置する。西側を日光御成道南北に通り、西端をしば川が南流する。芝川の水除堤の高さは七尺余で、古くは日光御成道が堤上にかかっていたという(風土記稿)。現鳩ヶ谷市の阿弥陀堂に旧蔵されていた応仁三年(一四六九)七月一一日の年紀がある鰐口の銘に「奉冶武州下足立十二月田郷前田阿弥陀宝前」とある(武蔵史料銘記集)。村名は中世の十二月田郷の郷名に由来し、郷域は前田まえだ(現鳩ヶ谷市)も含んでいたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android