十五童子(読み)じゅうごどうじ

精選版 日本国語大辞典 「十五童子」の意味・読み・例文・類語

じゅうご‐どうじジフゴ‥【十五童子】

  1. 仏語。弁財天に仕えるという一五人の童子。印鑰・官帯・筆硯金財・稲籾・計升・飯櫃衣裳蚕養酒泉・愛敬・生命従者・牛馬・船車の称。
    1. [初出の実例]「光も輝く御殿の扉。左右に開けて十五童子、天部の御姿、現れたり」(出典:大観本謡曲・江島(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android