日本歴史地名大系 「十八才村」の解説 十八才村じゆうはつさいむら 山形県:西村山郡大江町十八才村[現在地名]大江町十八才月布(つきぬの)川中流、曲流に東西を挟まれた河岸段丘上にある。月布川は浸食が著しく、二〇メートル以上の崖が集落の北と東に形成されている。東に橋上(はしかみ)村、西に大久保(おおくぼ)村、北に小釿(こじゆうな)村があり、大井沢(おおいさわ)街道に沿う。地名は月布川に注ぐ下流からみて一八番目の沢である十八沢からきたという。最上氏領から元和八年(一六二二)幕府領となり、寛永元年(一六二四)の郷替えにより左沢藩領、同八年幕府領庄内藩預地、翌九年庄内藩領、慶安二年(一六四九)松山藩領となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by