十六羅漢の岩屋(読み)じゆうろくらかんのいわや

日本歴史地名大系 「十六羅漢の岩屋」の解説

十六羅漢の岩屋
じゆうろくらかんのいわや

[現在地名]水府村中染 草木

標高約二〇〇メートルの山頂岩屋に十六羅漢の石像が安置される。岩屋は間口と奥行はいずれも約三メートル、高さ約二メートル。岩面には浸食の跡がみられる。西金砂神社御由緒調査書(「水府村史」所収)に「治承四年頼朝卿攻秀義時罹兵燹引移于当山鐘楼経堂建于赤土邑大平山十六羅漢建于中染邑今移于岩家」とみえ、また「水府志料」には「山の頂に三間余の岩窟あり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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