デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十寸見可慶」の解説 十寸見可慶 ますみ-かけい 1807-1871 江戸後期-明治時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。文化4年生まれ。4代山彦河良の門人。3代山彦秀次郎,2代山彦紫存,2代十寸見東觚(とうこ),5代十寸見河丈などをへて,安政元年可慶と号した。河東節(かとうぶし)中興の名人といわれた。明治4年3月20日死去。65歳。没後,9代河東を追号された。越後(えちご)(新潟県)出身。本姓は伊藤。通称は金次郎。代表作に「葵の上」「花くらべ」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例