千原繁子(読み)チハラ シゲコ

20世紀日本人名事典 「千原繁子」の解説

千原 繁子
チハラ シゲコ

昭和期の医師 沖縄民政府諮詢委員。



生年
明治31(1898)年9月17日

没年
平成2(1990)年5月25日

出生地
沖縄県那覇市

旧姓(旧名)
渡嘉敷

学歴〔年〕
東京女子医学専門学校〔大正8年〕卒

経歴
東京女子医学専門学校を卒業し、沖縄県出身者で初の女医となる。昭和4年那覇市内で小児科医院を開業。その傍ら女子師範学校の講師として活躍し、学校衛生学を教えた。戦後も引き続いて医療に携わり、母子の健康と女性の地位向上を願って沖縄婦人連合会が主催する「赤ちゃんコンクール」に協力。また、沖縄民政府の諮詢委員も務めた。著書に「カルテの空白」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 旧姓 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千原繁子」の解説

千原繁子 ちはら-しげこ

1898-1990 昭和時代の医師。
明治31年9月17日生まれ。沖縄県出身で初の女医となり,昭和4年那覇市に小児科医院を開業。戦前戦後にわたり長年医療の現場で活躍した。平成2年5月25日死去。91歳。東京女子医専(現東京女子医大)卒。著作に「カルテの余白」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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