千島新田(読み)ちしましんでん

日本歴史地名大系 「千島新田」の解説

千島新田
ちしましんでん

[現在地名]大正区千島一―三丁目・北村きたむら一丁目・小林東こばやしひがし一―三丁目・平尾ひらお一―二丁目

木津きづ川の右岸炭屋すみや新田の南に位置する。もと海浜の寄洲で、大坂三町人の一人尼崎屋又右衛門の請地であった。宝暦七年(一七五七)未開発で放置してあった又右衛門の請地を含む木津川から尻無しりなし川に至る寄洲一帯、一二三町余歩を東成ひがしなり千林せんばやし(現旭区)岡島嘉平次が改めて請地、その一部を開発したもので、明和五年(一七六八)最初の検地を受けた(「千島新田検地帳」千島新田文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む