千本の釈迦念仏(読み)せんぼんのしゃかねんぶつ

精選版 日本国語大辞典 「千本の釈迦念仏」の意味・読み・例文・類語

せんぼん【千本】 の 釈迦念仏(しゃかねんぶつ)

  1. 京都市上京区にある大報恩寺(通称千本釈迦堂)で、古くは二月九日から一五日まで、現在は三月二二日に行なわれる法会。涅槃仏の像を安置し、遺教経を講じ、参会者が南無釈迦牟尼仏と念仏を唱える。文永(一二六四‐七五)ころ如輪(にょりん)が始めたとも(徒然草)、足利尊氏の命によって貞治二年(一三六三)に行ない、以来常典となったともいう(半陶藁)。遺教経会。涅槃会(ねはんえ)。千本念仏。
    1. [初出の実例]「千本の釈迦念仏は、文永の比、如輪上人、これをはじめられけり」(出典:徒然草(1331頃)二二八)

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